史上最大の回復 5月雇用統計！！

べいかぶ@BEIKOKU_STOCKです。

2020年5月の雇用統計が発表されました。過去最悪の数値が出るとの予測もあり

どのような結果になったのか検証していきたいと思います。

あわせて読みたい 4月雇用統計

2020年 5月雇用統計値

予想を覆す、極めて良好な結果が発表されています。

✅失業率：13.3％  予測：19.0%（前月14.7％）

✅非農業部門雇用者数 : 250.9万増　予測：750万減　（先月2,050万減）

非農業部門雇用者数は戦後最大の伸びを記録しています。

想定より早く景気が回復しつつあることが示唆されていてダウは急騰。

失業率グラフ

引用先：U.S. Bureau of Labor Statistics

先月の14.7％がピークだったのでしょうか？失業率が反転しています。

ただ、依然として高い水準のため、今後の推移は要注視と思われます。

非農業部門雇用者数 は250.9万人増となりました。

今週のADP雇用統計値は276万人減でしたが、500万人も乖離する？

どのように統計値を集計しているのか非常に気になります。

 ☟ADP雇用統計

beikoku-stock.hatenablog.com

部門別 非農業部門雇用者数

5月の部門別 非農業部門雇用者数を示します。

引用先：U.S. Bureau of Labor Statistics

サービス業の回復が顕著。

Leisure/hospitality：125万増（先月780万減）見事にV字回復しています。

ここが失業率改善に大きな役割を果たしていることが分かります。

また、建築・製造・小売りも雇用者数が増えています。

Leisure/hospitalityの内訳を確認していくと

✔Food services and drinking places　が回復の牽引役になりますね。

引用先：U.S. Bureau of Labor Statistics

ただし、2019年5月は12024.6(×1000人）の雇用者がいてるので

底打ちはしましたが、依然として水準は低いままなので要注意です。

✅Leisure/hospitalityの雇用数推移

グラフで見るとこんな感じ。

引用先：U.S. Bureau of Labor Statistics

まとめ

Food services and drinking places が回復の牽引役となった雇用統計になりました。

雇用にも底打ち感/予想より景気回復が早いとしてNYダウも急騰しています。

歴史的にみると依然として高い失業率であるため

決していい環境ではないと思うのですが....市場には関係ないのでしょうか？

個人的には複雑な心情ですが、市場に大きな波（好機）が来ていると思うので

飲み込まれないように乗っていきたいと思います。

やはり、株価は分からないというのが正解で

どんな状況でも耐えうるポートフォリオを構築するのが最適解なんでしょうね。

米投資家必見 モトリーフール

メルアド登録を登録すると米市場の1次情報を無料で取得。

市場動向の確認と銘柄選びにお勧めです♪

モトリーフール

毎日の励みになります。↓クリックお願いします♪

にほんブログ村