6月雇用統計 失業率の高止まりは避けられないか！？

べいかぶ@BEIKOKU_STOCKです。

2020年6月の雇用統計が発表されました。

どのような結果になったのか検証していきたいと思います。

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2020年 6月雇用統計値

予想を上回る良好な結果が発表されています。

✅失業率：11.1％  予測：12.5%

✅非農業部門雇用者数 : 480万人増　予測：323万人増

失業率は依然として高い水準で推移していますが、

失業率、雇用者数ともに予測を上回る結果になっています 。

失業率・雇用者数グラフ

 

引用先：U.S. Bureau of Labor Statistics

部門別 非農業部門雇用者数

6月の部門別 非農業部門雇用者数を示します。

引用先：U.S. Bureau of Labor Statistics

全体的に回復している傾向がありますが

特に Retail trade、Leisure/hospitalityの回復が顕著。

ただ、コロナ第2波の影響もありしばらくしたら再び低迷しそうな予感 

✅Leisure/hospitalityの雇用数推移

引用先：U.S. Bureau of Labor Statistics

完全回復には程遠いです。コロナ感染者数が増えていることと、

毎週発表される新規失業保険申請数も横ばいで推移しているため、

ここから当面は横ばいになると思われ、

雇用者数・失業率の回復には時間がかかるものと思われます。

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