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高配当ETF SPYD VYM HDV を比較する

 

べいかぶ@BEIKOKU_STOCKです。

高配当3兄弟 SPYD、VYM、HDVの比較した結果になります。

それぞれの特色を加味した上で、どの銘柄に投資するか

検討するための材料にしてください。

 

特徴

ティッカー SPYD VYM HDV
設定日 2015/10/21 2006/11/10 2011/3/29
ファンド純資産総額 $1.954B $33.16 B $6.249 B
時価総額/投資スタイル S&P 500/高配当 大型株 / バリュー 大型株 / バリュー
経費率 0.07% 0.06% 0.08%
保有 64社※1 393社 75社
利回り※2 5.28% 2.67% 4.24%

※1 コロナショックで減配した企業を除外 80社⇒64社へ
※2  2020年6月5日現在 Dividend.comより

 

✔経費率は0.06~0.08% ほぼ差はなし

保有数はVYMが393社で最も分散

✔SPYDが最も利回りが高い

 

 

 

構成銘柄

ETFの構成銘柄を示します。

  SPYD VYM HDV
1 GILD 2.35% JNJ 4.46% XOM 10.54%
2 GIS 2.17% JPM 3.34% T 8.22%
3 CCI 2.14% PG 3.21% CVX 6.97%
4 ABBV 2.14% INTC 2.87% JNJ 6.88%
5 DLR 2.05% VZ 2.66% VZ 6.44%
6 CAH 2.01% T 2.48% PFE 5.77%
7 KHC 1.99% PFE 2.39% CSCO 4.59%
8 D 1.94% MRK 2.26% MRK 3.93%
9 AMCR 1.92% XOM 2.20% KO 3.45%
10 AVGO 1.83% PEP 2.07% PEP 3.33%
- 上位10社 20.54% 上位10社 27.94% 上位10社 60.12%

 

VYMとHDVは投資スタイルが

大型株/バリューのため 似通った銘柄で構成されています。

SPYDはS&P500社-高配当 上位80社という位置づけのため

他のETFとはかなり銘柄が異なっています。比較的小規模(知名度がない)な

企業でも高配当であれば採用されている形になります。

 

☟SPYD 最新構成銘柄☟

https://www.ssga.com/jp/ja/individual/etfs/funds/us-spdr-portfolio-sp-500-high-dividend-etf-spyd

 

 

 

セクター比較

  SPYD VYM HDV
1 不動産 17.75% ヘルスケア 16.50% エネルギー 28.15%
2 金融 15.37% 金融 15.70% ヘルスケア 19.02%
3 エネルギー 12.24% 消費財 14.60% 通信 15.15%
4 一般消費財 11.27% 情報技術 11.20% 生活必需品 8.83%
5 生活必需品 10.62% 公益 9.40% 公益事業 8.54%
6 素材 8.39% 一般消費財 9.10% 情報技術 7.93%
7 ヘルスケア 8.24% 資本財 8.40% 金融 6.26%
8 通信 6.31% エネルギー 6.40% 資本財 3.35%
9 情報技術 5.23% 通信 5.30% 一般消費財 1.34%
10 消費者裁量 4.59% 素材 3.40% キャッシュ等 0.71%

 

 ✔SPYDは不動産の比率高

✔エネルギー、ヘルスケア、金融が主役

 

ETF 価格推移

SPYD HDV VYM

 

青:SPYD 赤:VYM 黄:HDV 緑:S&P500

 

SPYDの設立が2015年なので、2015年ー2020年のチャート比較になります。

再配当投資込み、2015年年末に1万ドルを投資した推移になります。

 

・SPYD:$11717

・VYM:$13712

HDV:$13291

・S&P500:$16201

 

再配当して上記の結果なので SPYDは投資額1万ドルを割る形になります。

2016年-2020年までの好景気時はSPYDが良好なパフォーマンスを

収めていますが、コロナショックでの下げは一番きつく、高配当・低格付け企業を

多々含む、SPYDの弱点がでた形になります。これから減配も本格化してくるので

利回りの水準をどこまで維持できるのかという点が焦点になります。

上記の影響か株価の回復も他に比べ立ち遅れています。

 

 

 

 

✅CAGR比較

 

SPYD ETF

 

分析した時期にもよるので一概には言えませんが、CAGRと配当利回り

ほぼ同じで5%前後となり、大きな成長を望むのは難しそうです。

個別銘柄-たばこ株 MOを同時期に比較すると -4.05% となります。

分散の観点からみると ETFはやはり優秀だと思います。

 

 

 

 

分配金推移

 

高配当 年間比較

 

青:SPYD 赤:VYM 黄:HDV

 

10000ドルあたりの分配金推移です。

ここ数年は右肩上がりで分配金を増やす傾向が見受けられます。

2020年が正念場ですが、大きく減配され利回りが低下すると

このETFの価値が....ちなみにS&P500(VOO)の利回りは1.65%です。

 

 

 

まとめ

高配当ETFは低成長で大きな成長を望むことはできませんが、

配当を重視する人には魅力的なETFだと思います。

個人的にたばこ株/エネルギー株だけの高配当 個別株は非常に難しいと

痛感していてリスクヘッジの観点からも十分検討に値する商品だと思います。

ただ、高配当ETFだけで資産を大きく伸ばしていくことは難しいと思うので

サテライト的な位置づけで高配当をもらいつつ、他銘柄を採用していく必要が

あると思っています。

 

 

 

 

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