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【銘柄分析】最強銘柄 ビザ!!!!

VISAカード

べいかぶ@BEIKOKU_STOCKです。

私のポートフォリオで主要銘柄であるVISA【V】の銘柄分析をしていきます。

言わずとしれたクレジットカード業界の雄ですね。

皆さんの財布の中に一枚は入ってますよね。ネットショッピングで必須であり、

生活していく上で必要不可欠なものとなっています。

VISAは

自社でカードは発行しない【イシュア】側の企業となり、

決済システムを提供をすることで手数料を稼ぐ企業です。

そのため、貸し倒れなどのリスクはなく この点はライバルである

アメックスと大きく異なる点です。(マスターカードはイシュア側)

 

 

2015年と少し古いデータですが、ビザの世界シェアはNo1で56%※。

2位のマスターカード 26%を圧倒していて、独占的な立場であることが分かります。

この状況がネットワーク効果を生み出し、VISAの強みに拍車をかけています。

そのため、VISAの牙城が崩れる可能性は極めて小さいと考えています。

※データが見当たらなかったのですがユニオンペイが猛追し、シェアは50%を割っていたような記憶あり。

 

クレジットカードシェア

引用先:The Nilson Report

 

売上推移

2010年-2019年までの売上推移を示します。

ビザ 売上推移

きれいに右肩上がりで成長しています。

10年間CAGR(年平均成長率)は2桁を維持。(緑枠内)
売上高営業利益率は60%!を超えています。

 

 

売上内訳

うりあげ 内訳

引用先:https://usa.visa.com/

VISAの売り上げは4つで構成されています。

その他を除くと、3割程度に売上が割り振りされてバランスがいいですね。

 

Service :サービス使用手数料
Data Processsing : 顧客間のトランザクション処理・保守手数料
International Transaction :国際間での取引・為替手数料
Other :ライセンスフィー等、その他手数料

 

 

 

国別 売上比率

国別売り上げ比率

 国別の売上比率です。米国内で45%。その他地域で55%と

やや米国内の比率が高いですが、米国は世界一の消費国なのでやむなし。

一国に依存していないのはリスク分散の観点から好感が持てます。

 

 EPSと増配率、配当性向

ビザ Eps推移

 EPSのCAGR(年平均成長率)は18.1%!
 増配率:23.1% 配当性向:20%前後で推移し、増配余地大

 

 

キャッシュフロー

ビザ キャッシュフロー

設備投資額が非常に少なく、営業CFがほぼそのままFCFになっています

また、多額の現金が毎年入ってくるビジネスモデルである事が分かります。

 

稼いだお金を何に使ったのか?財務CFで内訳を確認してみると...

財務CF

引用先:https://jp.investing.com/equities/visa-inc-cash-flow

 

2019年FCFは 12784(×百万ドル) ー  591(×百万ドル) =12193(×百万ドル)

配当支払い2269(×百万ドル)+自社株買8445(×百万ドル)=10714(×百万ドル)

9割を株主に還元しています。改めて見るとすごいですね。

自社株買いの金額と比較すると配当金額の割合は小さく、

ここでも増配余地はまだまだあると思われます。

  

 

 

まとめ

お金を使うという行為に根付いた最強の企業です。こんな企業は他にありません。

しかも、現代においてクレジット決算なしの生活は最早考えられず、

現金からシフトしていく流れに逆らうことはできないと思います。

 

そのうち中国市場への参入が認可されることを考慮すると

引き続き 2桁成長を持続すると思われ 死角が見当たりません。

ビットコインQRコード決済、リブラ等が驚異になると思われましたが、

結局、ビザの優位性は覆っていません。独占による政府規制や

競争激化による手数料の引き下げなどが一番の懸念だと思われますが、

決済インフラとして今後も繁栄し続けると思います。

 

 

 

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