【銘柄分析】MO アルトリアグループ

べいかぶ@BEIKOKU_STOCKです。

アルトリアグループの銘柄分析です。

アルトリアは2003年にフィリップモリスが名称変更して生まれた、

タバコ関連製品の世界最大の生産者およびマーケティング業者です。

アルトリアは様々な企業を有していて

・フィリップモリスUSA（マルボロタバコの生産者）

・ジョンミドルトン、米国スモークレスタバコカンパニー、

・フィリップモリスキャピタルコーポレーション、

・シャトースティー、ミシェルワインエステートの親会社になっています。

また　有名どころで

・ベルギーに本拠を置く醸造業者ABInBev、

・カナダの大麻会社Cronos Group、

・電子タバコメーカーJUUL Labs といった企業の株主に名を連ねています。

売上

売上はほぼ横ばいですが営業利益率＆純利益は上昇。

たばこ売上本数の落ち込みを値上げすることで回避できる数少ない企業です。

2019年はJUULの減損処置により純利益は数十年ぶりにマイナスへ転落。

内訳

Smokeable Products　喫煙タバコ　マルボロなど
Smokeless Products　 無煙たばこ　IQOSなど
WINE　　　　　　　  ワイン

事業の多角化を目指して、ワインや無煙たばこ、大麻などに注力しています。

これらの売り上げ比率は徐々に向上していますが、喫煙たばこの比率には

遠く及ばず、喫煙たばこが主力であることは当面変わらないと思います。

EPS成長率

EPSの成長率は6.0％。増配率は8.4%にも上ります。

配当性向は8割を目安にするとの方針通り 80%程度で推移しています。

50年の連続増配企業のため、配当金を着実に積み増しています。

企業のHPにも配当金の推移や自社株買いの額を強調する箇所が多々あり、

一見の価値があり。

キャッシュフロー

引用先：https://jp.investing.com/equities/altria-group-cash-flow

2018年はJUULへ投資したため、投資CFが急増。

たばこは設備投資がほとんどかからないため、FCFが潤沢でそのほとんどを

株主へ還元していますね。配当王の名にかけて今後も配当金を着実に

積み増していってくれる事でしょう。

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