アルトリア CEO 引退 新体制へ！

べいかぶ＠BEIKOKU_STOCKです。

アルトリア のハワード・ウィラード会長兼CEOが辞任しました。

同社に28年間勤務し、2018年5月にCEOに就任。約2年と短い就任期間でした。

ウィラード氏は従来のたばこに依存した経営から脱却すべく、

電子タバコのJUULや医療用大麻事業会社クロノス・グループへの投資を

行いましたが、思ったような結果が残せず、株価は低迷しています。

MOの株価はここ2年間 右肩下がり....... 　大口投資家も我慢の限界か。

特にJUULへの出資は 128億ドルにも上りましたが、

電子タバコが健康へ与える影響から 規制当局による厳しい監視に直面し

多数の訴訟を抱えている状況になっているため、もはや取得価格以上の価値はなく、

3分の2以上を減損する破目に陥りました。この影響で数十年ぶりにMOを

赤字へ転落させるなど、経営責任を取った形になります。

後任にはビリー・ギフォード氏をアルトリアのCEOに選出しています。

彼は財務・タバコ事業、販売、流通事業を担当した経歴をもち

アンハイザーブッシュインベブ、フィリップモリスUSAの社長兼CEOなど

上級幹部職を歴任後に現アルトリアの副会長兼最高財務責任者に就任しています。

新体制のもとアルトリアを完全復活させてほしいですね。

今後の発展に期待したいです。

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