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【経済指標】消費者物価指数(Consumer Price Index)

べいかぶ@BEIKOKU_STOCKです。

2020年1月のCPI物価指数が米労働省労働統計局から発表されました。

消費者が購入する商品の小売価格(物価)の変動を表す指数であり、

米国のインフレ率を分析するための最重要指標に該当します。

 

要約すると

 ・CPI総合指数は前月比0.1%上昇

 ・前年同月比では2.5%上昇

 ・価格変動が大きい 食品とエネルギーを除いた

        コア指数が前月比0.2%上昇   

 ・前年同月比では2.3%上昇

 

デフレの基調は認められず、堅調な米経済を物語っています。

このペースを持続する限り、FRB金利政策に大きな影響はなさそうですね。

(※追記 2020年3月にコロナショックで0.5%利下げ)

 

ちなみにFRBが物価の目安としているのは

コア個人消費支出(PCE)価格指数のほうになります。

PCE指数は昨年12月に前年同月比1.6%上昇。

19年を通して目標のインフレ目標率2%を下回っている状況です。

1月のPCEは2月下旬に発表されます。

 

2000-2020年 CPIチャート

cpi

 

変動が大きいものがCPI総合指数で(濃い赤)

もう一つが(赤) コアCPI(食品&エネルギーを除く)になります。

ここ最近はだいたい 2.0~2.5%の範囲で推移しています。

不況時にCPIが大きく下落(=エネルギー&食品価格が下落)しているのが

分かりますが、CPI低下=即不況につながる訳ではないですね。

そのほかの指標を組み合わせて総合的に判断する必要がありそうです。

 

 

原文を見たい方はリンクを張るのでご参考に。

www.bls.gov

 

 

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