こんな指標もあるんだね

べいかぶ@BEIKOKU_STOCKです。

こんな指標もあるのか...と当たり前かもしれませんが

個人的に珍しい指標だったのでその紹介です。

今回紹介するのは全国の自動車の総走行距離を

推定するVMT（Vehicle Miles Traveled）という指標です。

車社会であるアメリカならではなのかなと思いつつ、

VMTと米景況感には相関がある様で不況時期と

走行距離の落ち込みが見事に一致しています。

　　　　　

色んな指標があるんですね。

コロナショックによる落ち込みはこの50年間で最大級のようで

2019年5月から-26.1％（706億マイル）減少しています。

5年前ぐらいの規模の水準ですね。

リーマンショックの後 VMTは4~5年横ばいで推移してます。

車の販売台数も関係しているのかと思い

米車両販売台数を調べてみると....

参照：ジェトロ（日本貿易振興機構）

米の販売台数と走行距離の横ばい時期が見事に一致。

リーマンショックから販売台数が元に戻るのに7年もかかったんですね。

因みに2008年9月がリーマンショック、約1年後の2009年6月1日

にGMが 倒産・国有化されました。GM規模の企業でも1年持たなかったんですね。

コロナショックから4か月。

昨日もブルックス・ブラザーズが倒産することが

報道されましたが、これから企業の倒産がピーク・本格化してくるのでしょうか？

当時よりFRBの経済支援が迅速かつ手厚いですが....どうなんですかね。

エネルギーやアパレル企業の倒産が本格化してくるかも！？

当面、ハイテクセクター　1強の時代は続きそうです。

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