君に決めた！期待のIPO銘柄 C3.ai 【AI】へ投資！

べいかぶです。

IPOマラソンを計画していて

その一環として C3.ai【AI】に目をつけています。

この銘柄に注目している人は多いようで

優秀な方々がすでに企業分析しているので

それをベースにざっくり調べてみました。

C3.aiとは？

トム・シーベルというIT業界のレジェンドが

立ち上げた企業でサブスクリプション型の

ソフトウェア（SaaS）アプリケーションを提供する

エンタープライズAIソフトウェア会社です。

企業分析

売上高はきれいな右肩上がり

売上高：$156.7M(YoY+71%)　粗利率：75%

サブスク型のビジネスモデルで

サブスク収益が総売上高の

約86％を占めています。

サブスクリプション契約期間は3年間。

通常ではキャンセルおよび返金不可。

TAM（ Total Addressable Market）

Gartnerのレポートによると

この分野の市場規模は2020年＄1,740億

2024年には＄2,710億になると推定されています。

成長著しい分野ということですね。

顧客は？

大規模な多国籍企業や政府機関がメイン

顧客数は64社になり

上位3社で売上高は44％を占めています。

最近の例でいうとFSLYが近いかな

TikTokの売上高が総売上の10%以上を占めていて

米中のごたごたで株価が急落したことがありました。

要は一社当たりの売上依存度が高く

変動が大きくなるリスクがあるということでしょうか。

決算推移

基本的に売上高は右肩上がりですが

ポイントは下記 2点。

・19年7月31日決算　売上高急増

・20年7月31日決算　売上高減（前期比）

いずれの変動も

Baker Hughes社との大型契約・契約変更に関連したものです。

先ほど挙げた1社による依存度が高いという

リスクが露呈した形になります。

正直なところグロース株で

QtoQの売上減は致命的かもしれません。

今回はコロナの影響でということに

なるのかもしれませんが...

売上横ばいの場合も新規契約が

とれていないことを意味すると思うので

このあたりは要注意かもしれませんね。

サブスクの契約が3年なので

売上高にすぐに反映されないこともあり

当面は大丈夫....低迷が判明するまで

時間がかかるということもリスクのひとつでしょうか。

新規契約はもちろんのこと

大型契約が継続的に更新できるか

ということが大事な気がします。

気になるのが

顧客にロイヤルダッチシェルなどの

エネルギー企業が結構いてるんですよね。

更新年度がいつになるか分かりませんが

苦しい台所事情のもと Baker Hughes社の様に

契約変更をするかもしれず

そのあたりも注視する必要があると思います。

顧客業界図

顧客は金融、エネルギーなど

コロナで多大な影響を受けた業種が多い印象

これら業種は設備投資の余裕があるのでしょうか？

ちょっと不安。

まとめ

サブスク型で年率71%の売上成長率。

ワクチン承認後の金利上昇が不安ですが

中々、面白そうですよね。

リスクとしては

やはり 3社で44%と偏った売上高構成でしょうか

その3社は下記に該当し 契約の更新月は以下。

・ENGIE Information et Technologie

　⇒2019年6月に改定され3年延長

・Caterpillar

　⇒？

・Baker Hughes

　⇒2020年7月更新

1社の更新月が不明ですが,

IPO時期に重ねるとはとても思えず

大型契約切れは当面ないと推測。

某インフルエンサーの推し銘柄でもあるので

日本からも結構な金額が流入すると見られ

遊ぶにはいいかもしれませんね。

☟引用先 S-1資料☟

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