2020年 2Q バフェット ポートフォリオ

べいかぶです。

バフェットの最新ポートフォリオが

開示されたので見ていきたいと思います。

☟20201Q　バフェットポートフォリオ

beikoku-stock.hatenablog.com

バフェット ポートフォリオ

バフェットが所有している銘柄は

バリュー株が主体となります。

そのため、コロナショック後の

株価回復の恩恵はほとんど受けておらず

AAPLしか株価が伸びていない状況。

そのこともあり ポートフォリオ内で

40%を超える 比率まで成長してきました。

AAPL一本に集中投資して

それを当てるのがバフェットの

すごいところですね。

買増銘柄は？

新規購入・買増した銘柄は5社です。

ただ、これらがバフェットのポートフォリオに

占める割合は1%以下であり、

今期も大きな購入は

なかったと見るのが妥当でしょうね。

買い増したセクターを見ていくと

金属＆鉱山、メディア、リート、

オイル&ガス、小売となります。

中でも一番注目されているのが

新規購入の金鉱株

バリック・ゴールド【GOLD】でしょうか。

まさかバークシャーが金鉱株に手を出すとは

思いもしませんでした。

今後も金価格が強気で

推移すると見ていることが伺えて、

HMYを所有している私としては

頼もしい限りです。

✅Barrick Gold Corporation (GOLD)

カナダのオンタリオ州トロントにある

金と銅を生産する世界で2番目の鉱業会社。

先日も金価格上昇の恩恵を受けて

素晴らしい決算をだしていました。

・売上高 ：$3.055B (前年比48.1%）予想：$2.901B

・EPS：$0.23　予想：$0.18

いいですね。CEOが金価格は今後も底堅く

推移する旨の発言していたのも印象的でした。

バフェット銘柄に選ばれたことで

株価は急騰しています。

売却銘柄は？

引用先：https://www.gurufocus.com/

✅全売却

既出の情報ですが、

デルタ航空を始めとする航空株をすべて処分

オイル＆ガスのOXY、レストランのQSRも

全売却。

✅大幅減少

銀行業が大きく売られています。

WFC：26.49%減　JPM：61.52%減

WFCは今回の売却でポートフォリオ内に

締める割合が3%にまで減ってきました。

前々期にも大きく売られていて

完全に姿を消す予感がします。

PNCも気になりますね。

前期に買い増しして、

今回ポジションを減らしています。

明らかに失敗。

バフェット不思議ですよね。

同じ銀行業でもバンカメは買増。

業界トップのJPMは売るんですね。

beikoku-stock.hatenablog.com

✅微減

気になる点としてVISA、マスターカードを

5~7%程度売ってます。

長期低迷すると見ているのでしょうか？　

業績だけで見るとアメックスの方を

売るべきだと思うのですが....

まとめ

業種で見ると　

銀行業の売却が目立った内容になりました。

WFCはかつてBIG4とまで言われた

銘柄だったのに落ちるときは速いですね。

口座スキャンダルが引き金となり

コロナでとどめを刺された感じですね。

また、今回の株式購入は

少額の案件ばかりなので

バフェットの意思はあんまり

反映されていない気がします。

おそらく、後任のトッド・コームズ氏

あるいはテッド・ウェスラー氏に

よるものと思われますが

いずれにせよ、バークシャーも

金に強気であることが確認できた

ことは私にとって収穫でした。

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