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株価上昇!ワクチンが命綱か

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べいかぶ@BEIKOKU_STOCKです。

S&P500が好調です。一時的ですが、3月初旬以来となる

3000ドルを超えてきました。好調の背景にはワクチン開発加速の

報道があります。新型肺炎の終息に伴い、市場の関心は新規感染者数から

モデルナを始めとするワクチンの開発状況に敏感に反応するようになってきました。

 

パウエル議長の発言にある様に経済活動の完全な復活には

新型肺炎に対する恐怖心を取り除く必要があり、

そのためにワクチン開発が必須という考えにも一致しています。

 

 

 

一般的にワクチン開発~実用化には数年かかるもので

かつ困難を極めるものとされています。各国が総力をもって対応しているためか、

新型コロナウイルスのワクチン開発期間は従来より短期間で開発完了できるとの

発言があり、ビル・ゲイツ氏は最短で9か月 最長で2年かかると発言。

米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ氏もワクチン開発に

18か月程度かかると考えている模様です。

 

いずれにせよ この冬に新型肺炎のワクチンが出回る可能性は低く、

開発完了したという安心感をいかに演出するところにかかっています。

ワクチン開発に失敗・進捗が悪いと、今年の冬に新規感染者が出た時に

市場は大きく荒れると思われ、ロックダウンを再実施するかが、最大の焦点に

なると思われます。

 

ワクチン臨床試験 

ワクチン臨床試験は大きく3つのステージに分かれています。

 

P1試験:ワクチンの有効性と安全性に関する小規模な試験

P2試験:ワクチンの使用量・方法などに関する試験。

P3試験:大規模な集団において、有効性と安全性のデータを得る試験

 

P3試験が一番の山場のようで数千人規模の試験を行います。

ワクチン開発の可否はこのステージにかかっています。

また、ワクチンを大量生産できる企業も限られている様で

4月に入ってからワクチンを開発する企業だけでなく

製造する企業でも株価が上昇している傾向が見受けられます。

 

 

ワクチン開発・治験状況

各社のワクチン開発状況を示します。

ワクチン 開発日程

 

ワクチン開発をリードしているモデルナは5/18にP1試験の中間結果を公表。

この結果をもとにP2試験を始め、7月にはP3試験(後期臨床)に入るとしています。

ワクチン開発がすんなりうまくいけばいいのですが、多分に希望的観測が

入っていると思われ引き続き動向を注視していく必要があると思われます。

 

 

 

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