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セルインメイ(Sell in May) 貴方はアノマリーを信じる?

べいかぶ@BEIKOKU_STOCKです。

ウォール街の相場格言で【セル・イン・メイ】があります。

5月に株式を売って、9月半ばまで相場から離れた方がいいことを示唆していて

英語では「Sell in May, and go away; don't come back until St Leger day.」と

表現しています。個人的にアノマリーの類は全く信じていないのですが、

実際にどのようになっているのか データで検証してみました。

 

 

 

◆S&P500 月別騰落率

 

2001年から2020年4月までの月別騰落率(平均値)を示しています。

4月の上昇率が最大となり、9月の下落が最もきついことが分かります。

5月に売れということですが、厳密にいうとマイナスにはなってないですね。

また、20年間の月ごとの平均値でみると 株価はだいたい±1.0%で収束する感じ。

 

ただ、株価が上昇する月と停滞する時期が明確に分かれていて

10月~4月にかけて上昇し、その後は9月まで停滞という流れになっています。

例えば、短期売買であれば、8~9月頃にSPXLを安値で仕込んで、

年末ラリーで売却するのがセオリーとして成立するかもしれませんね。

 

理由はよくわかりませんが、こうしてみると 5月に売って9月中旬に戻るという

アノマリーは大体あっているという形になりますね。

ということは.....4月にコロナショックから株価は回復しましたが、

ここから9月頃まで停滞する!?2番底!?がくるかもしれません。

 

 

 

◆S&P500 騰落率幅


月別の騰落率幅になります。青ラインの幅が大きいほど値動きが荒かった月

となります。3月、4月、9月、10月が暴騰、暴落のある波乱月になります。

全データで計算すると S&P500の σ は 4.4%だったので 

S&P500の月の値動きは 2σ ;約95%の確率で±8.8%以内に収束します。

 

コロナショックでは一時 29.2%まで下落しましたが、

これは6.6σに相当し、10億分の2以上の確率となります。

この暴落がいかに凄まじかったかということが分かります。

ある意味、このような出来事に巡り合えた事は幸運というか.....

おそらく もう2度と出会うことはないでしょう。

 

 

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