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OPEC石油減産暫定合意! 気になる今後の石油価格

石油

べいかぶ@BEIKOKU_STOCKです。

先日のOPEC+の石油減産協議ですが、メキシコの合意が得られませんでしたが

1000万バレルの減産で暫定合意に至りました。

減産の内訳はOPECが608万バレル、非OPECが391万バレルとなります。

協調減産は「メキシコの同意を条件とする」ことから、予断を許さない

状況ですが、1000万バレルがどのような規模なのか検証してみたいと思います。

 

 

石油生産量 TOP10

石油生産量ランキング

引用:BP Statistical Review of World Energy 2019 - Oil: Production, 2018

 

まず、世界の石油生産量ですが約1億バレル/日当たりとされています。

原油需要は各国の新型コロナウイルス対策で日量3000万バレル減少している

と言われているため、アメリカ、サウジ、ロシアが大きく減産しない限り

効果的な手を打つのは難しい状況です。(アメリカは減産を拒否)

また、OPEC加盟国はサウジ、イラン、イラクUAEクウェートとなります。

アメリカの台頭により、OPECの石油生産量のシェアは低下しており

価格交渉力が低下してることも分かります。

また、1000万バレル程度の減産では需要減に対して追い付いておらず、

効果的な対策とは言い難いですね。事実、原油先物価格は23.21ドルへ

大きく下落しています。

石油価格

それにしてもガソリン安いですね。レギュラー110円代を見るのは久方ぶりです。

消費者にはうれしいですね。

 

 

 

石油消費量 TOP10

石油消費量

引用:BP Statistical Review of World Energy 2019 - Oil: Production, 2018

 

石油消費量ですが、新型コロナウイルスの影響で経済活動が停止した 

アメリカ、中国が 1,2位を占めています。中国は経済活動の回復に伴い

消費量も徐々に回復するとみられますが、消費量1位のアメリカが

ロックダウンを解除しない限り、石油消費量(原油価格)が回復することは

難しいと言わざるを得ません。

 

今回調査して分かったことですが、やはり アメリカの強さが際立っており

石油においても生産・消費量で世界一。資源国かつ世界最大の経済大国と

改めて認識させられる結果となりました。

いずれにせよ、これ以上の減産は各国の利害が複雑に絡み難しいと思われます。

コロナ騒動が終焉に向かい、ロックダウンが解除されるまで

原油価格は当面、低迷すると見るのが妥当ではないでしょうか。

 

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