【LK】ラッキンコーヒー 上場廃止かも

べいかぶ＠@BEIKOKU_STOCKです。

COOのジアン・リューにより、2019年の売上高を約22億元を不正に

水増ししていたことでラッキンコーヒーの株価が－80％と大暴落しました。

また、この事件を受けて 中国証券監督管理委員会も同社の詐欺行為の調査を

開始すると公表していて、市場の注目を集めています。

☟過去記事

beikoku-stock.hatenablog.com

LK株価

引用先：https://finance.yahoo.com/quote/LK?p=LK

いつもの絶壁チャート。

会社概要

ラッキンコーヒーは2017年に中国の北京で設立された新しい会社になります。

中国国内でコーヒー会社および喫茶店チェーンを経営しており、

スターバックスのライバルと目され、注目を集めていました。

つい最近もわずか２年で店舗数を4507店（19年12月末）まで増やし

スターバックスの店舗数を超えたことが話題になっていましたね。

2019年の四半期決算です。売上高（総収入）は約29億元。

22億元（不正額）/ 29億元（2019年売り上げ）＝　売上の76%が嘘

これはやりすぎです。決算の数値はすべて誇大化されていてすべて嘘と

考えたほうがいいでしょう。上記の決算で信じられるのは

純利益がマイナスということだけです。今回の不正で新規資金の調達は難しく

このままいけば経営危機・倒産に陥るのは明らかですね。

過去にも同様な会計不正があり、エンロン事件やワールドコム事件が有名です。

LKよりも規模の大きな企業でしたが、市場の信頼を取り戻すことができず、

破産へ追い込まれています。

中国国内でも不正会計が報道されているため（=共産党の支援がなくなった

ことを意味）、加えて中国証券監督管理委員会も動きだしていることから

おそらくラッキンコーヒーの存続は難しく、過去2社と同様の道をたどると

思われます。賢明な投資家はこのような銘柄には投資せず限られた優良企業のみに

投資していくことをお勧めします。なんて偉そうなことを言えればいいのですが

私にはスターバックス並みに成長するかもと思い、欲に駆られて色々調べていた

経緯があります。ただ、今回の話で投資するのは完全にやめました。

中国企業、急成長、新規企業という時点でフラグが立ちまくりなんでしょうか。

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