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【銘柄分析】IT業界の雄 マイクロソフト

MSFT

べいかぶ@BEIKOKU_STOCKです。

マイクロソフトの銘柄分析をしてみました。

皆さんにおなじみの Windows や Office などの

ソフトウェアを開発、販売する会社です。

仕事でお世話になっている方も多いと思われ、なじみの深い会社ですね。

ここ近年は低迷していたのですが、2014年にサティア・ナデラCEOが

就任するとサブスクリプション型のビジネスへ転換を図り、

業績が急速に回復しました。特にクラウド分野(Azure)の成長が目覚ましく

収益の大きな要となっています。

 

 売上推移

MSFT決算推移

ここ数年の成長が目覚ましく、2016年から見ると2桁成長を達成。

営業利益、純利益が約30%へ上昇し、収益構造が大きく変化したことが読み取れます。

営業利益率も2015年には19.4%まで落ち込みましたが、34.1%まで回復。

2010年の水準まで戻りつつあります。

◆収益内訳 2019年通期資料より

売り上げ内訳

収益は3項目で構成されています。

・Productivity and Business Processes (office、Linkedinなど)

・Intelligent Cloud(Azureなどのクラウドサービス)

・More Personal Computing(Windows製品、ゲーム機器)

バランスよく配分されていて大体400億ドルで3等分されています。 

売り上げ内訳

引用先:FY19 Q4 - Press Releases - Investor Relations - Microsoft

Azureの収益が年率64%で成長しています。

他分野も全般的に収益が伸びていることが分かりますね。

 

EPS、配当推移

EPS推移

EPSの成長率は10.2%。

配当性向は一時80%を超えていましたが、36%まで低下。

増配率は15.1%増。2010年から連続増配中。

2016年からみるとEPS成長率は34.1%と急激に伸びています。

CF推移

MSFT CF推移

営業CFマージンは約40%程度で推移。

クラウドビジネスの恩恵でしょうか? 2018年からの投資活動CFが

低下してFCFが急増しています。

CF内訳

CF内訳引用先:https://jp.investing.com/equities/microsoft-corp-cash-flow

財務CFを確認すると

配当の支払いと株式の発行(自社株買)に毎年200~300億ドルつぎ込んでいます。

営業CFが330~520憶ドルなので50%以上は株主に還元しています。

 

まとめ

若干陰りが見えてきましたが、今後もクラウドサービス部門が

高い成長率でマイクロソフトを牽引していくと考えられます。

株主への還元も手厚く、インカム、キャピタルの面で魅力的な企業だと思います。

 

 

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